Mt.Footcare の具体例として、富士山(糖尿病や腎不全、あるいは他の内科疾患や脈管系の異常を合併している人の足と歩行を守り、命を守るためのフットケア)をご紹介します。
・慢性関節リウマチによる足の裏の皮膚潰瘍
慢性関節リウマチで足が変形して、出っ張った部分に体重が集中してかかったためにウオノメができました。さらにウオノメと骨の間で皮膚がつぶされ、傷ができてしまいました。患者はリウマチの薬を飲んでおり、その薬が傷の治癒を遅らせていました。
・糖尿病、腎不全、動脈の慢性閉塞
糖尿病が原因で腎不全になり、透析している患者の足です。靴ずれでできた傷が治らないとのことで診察したところ、糖尿病・高血圧・腎不全・加齢などの危険因子が重なって動脈硬化が進んでいました。
血流検査では動脈の詰まりが確認され、皮膚が高度の血流不足に陥っていました。そのような状況にあって、多くの職種の方々との連携により足を救うことができました。
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セミナーに参加される皆様へ(当日参加のご案内)
「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」ホームページ
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