2019年9月7日(土)、沼津市で開催される「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」。
セミナーで予定されている講演・企画・展示などについて更新していきます。
※2019年7月1日、一般社団法人日本フットケア学会と一般社団法人日本下肢救済・足病医学会が合併し、
「日本フットケア・足病医学会」が新設されました。
それに伴い、セミナー旧名称「第16回 日本フットケア学会 富士山セミナー」が変更となりました。

2019年8月25日日曜日

特別企画・患者記者会見「闘病患者を支えるもの」

マーケティングにおいて最も重要なことは「顧客を知る」ことといわれています。同様に、「患者のためにある治療」において最も重要なことは「患者を知る」ことといえるでしょう。

患者がなにを求めているのか。どのようなことを嬉しく思うのか。逆に、どのようなことに不満を抱くのか。それらを把握することによって、私たちがなにをすべきかが明確になります。

患者記者会見「闘病患者を支えるもの」では、糖尿病による末期慢性腎不全のため透析を受けておられる患者とその闘病生活を支える奥様に、緊急記者会見を開いていただきます。会見内容は、自らの足のこと、そして「病を抱える立場からの想い」です。

写真はこの患者の足です。股関節が硬い間は黒い短下肢装具を履いていました。リハビリの効果が出て股関節が軟らかくなるにつれ、靴型装具を履くことができるようになりました(写真下)。





本企画の司会はフットケア学会設立に多大な貢献をされた加納智美先生(桑名市総合医療センター看護部)。そして記者は会場の皆さんです。

この貴重な機会が、皆さんのフットケアと下肢救済の質を高めることの一助となれば幸いです。

【開催概要】第2会場・11:55~12:25


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当日参加のご案内(セミナーに参加される皆様へ)

「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」ホームページ

2019年8月6日火曜日

特別企画「エキスパートナース&理学療法士が答える足のお悩み相談室」

自分の足を見ていて、誰かに相談したくなることはありませんか?

「この足、どうしたらいいの?」「もっと自分でできることはないのかな?」

とはいえ身近に相談する人もなく時間ばかりが過ぎていき、うやむやになってしまうことも多いのではないでしょうか。

そのような方にお薦めするのが特別企画「エキスパートナース&理学療法士が答える足のお悩み相談室」

看護師の石橋理津子先生(佐賀大学医学部形成外科)と、理学療法士の猪熊美保先生(下北沢病院リハビリテーション科)が、その豊富な臨床経験に基づいて、皆さんの相談に乗ってくださいます。

時間は10分。今更聞けないようなことから踏み込んだ内容まで、足に関わることならためらわずに相談してくださいね。

この企画を通じ、皆さんの悩みが解消され、日々のフットケアに寄与できることを期待しています。


◆石橋理律子

足病学における先駆者として多方面で活躍。現在では教育に力を入れる他、コンサルタント業務も行っている。









◆猪熊美保

エキスパート理学療法士。足病学に基づいたリハビリの第一人者として活躍中。









※当企画への参加は先着順です。セミナー当日・午前9時より、会場で整理券を配布します。
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セミナーに参加される皆様へ(当日参加のご案内)

「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」ホームページ

2019年8月4日日曜日

ワークショップ「自分の足を見てみよう」1,2

「足のチェックってなにをしたらいいの?」「足をケアしたいけど、なにから始めたらいいか分からない」「足のチェックやケアをしているけど、これでいいのかな……」

今回ご紹介するワークショップ「自分の足を見てみよう」1,2 は、そのような悩みをお持ちの方にお薦めです。本ワークショップは「足と靴編」「血流神経障害編」の2編からなります。

2019年7月16日火曜日

本当の成功をおさめるための秘訣

今回は、相川圭子(あいかわけいこ)先生の特別講演についてお話しします。

頑張れば頑張るほど状況が悪くなる、そんな経験をしたことはありませんか?

2019年7月10日水曜日

プログラムが発表されました

「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」のプログラムが発表され、ホームページに掲載されました。

第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナーホームページ「プログラム」

これまでのブログ記事と合わせてご覧いただき、ぜひ富士山セミナーにご参加ください。会場で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

※プログラムは変更となる場合があります。

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セミナーに参加される皆様へ(当日参加のご案内)

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2019年6月21日金曜日

この足見たら110番!!

今回は、企画「この足見たら110番!!」をご紹介します。

2019年6月16日日曜日

Mt.Footcare とは?

Mt.Footcare と聞いて、なにを思い浮かべますか?「今回の学会、参加者が登山するの?」とドキドキしている方もいらっしゃるようです。

今回は、セミナーの最重要ワードである「Mt.Footcare」についてお話しします。

登山が好きな私には、「険しい登山道を経て頂上にたどり着くこと」と「たくさんの合併症を抱える患者の足や歩行、命を守ること」が重なってなりませんでした。

一方、フットケアサロンで比較的健康な私の足に施されるケアは、重篤な足のそれとは随分違っていました。そして「登っている山が違うんだな」と気付いたのです。

富士山に登るのにスニーカーやビニール製のレインコートでは危ないし、高尾山に登るのにロープやハーネスではおおげさですね。山が違えば必要な装備や体力も違ってくるように、フットケアにおいても患者の状態によって、知識や道具、チーム編成が変わってきます。

これまでのお話を踏まえて、Mt.Footcare を以下のように分類してみましょう(それぞれの項目から、より詳細な記事にリンクしています。合わせてご覧ください)。

1. 高尾山

健康な人に、快適に歩いてもらうことを目指すフットケア。


糖尿病や腎不全、あるいは他の内科疾患を合併している人の足と歩行を守り、命を守るためのフットケア。


整形外科疾患によって筋や骨格系の異常をきたした人が、自分の足で歩き・走れるようになることを目指すフットケア。


その他にも、「八ヶ岳かと思っていたら実は富士山だった」という紛らわしい例
もあり、誤判断から取り返しのつかない結果を招くこともあります。

患者がどの山に属しているかを見極め、フットケアを行う人が自らの技量や環境、立場を認識しておくことは、フットケアを成功に導く鍵といえます。今回のセミナーを通じて、ぜひその鍵を見つけてください。

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セミナーに参加される皆様へ(当日参加のご案内)

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