2019年9月7日(土)、沼津市で開催される「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」。
セミナーで予定されている講演・企画・展示などについて更新していきます。
※2019年7月1日、一般社団法人日本フットケア学会と一般社団法人日本下肢救済・足病医学会が合併し、
「日本フットケア・足病医学会」が新設されました。
それに伴い、セミナー旧名称「第16回 日本フットケア学会 富士山セミナー」が変更となりました。

2019年6月16日日曜日

Mt.Footcare の具体例(八ヶ岳)

Mt.Footcare の具体例として、八ヶ岳(整形外科疾患によって筋や骨格系の異常をきたした人が、自分の足で歩き・走れるようになることを目指すフットケア)をご紹介します。


・外反母

親ゆびが痛く、眠れないとのことで受診された患者の例です。外反母趾に加え、靴ひもをしっかり結んでいないことが痛みの要因でした。

応急処置としてシリコン製パッドをゆびとゆびの間に入れ、正しい靴の履き方を指導したところ、痛みが治まりました。







最終的に中敷を作り、歩行の際の足のバランスも整えました。

・足の変形による爪の変形

爪が食い込んで親ゆびが痛むと受診された患者の足です。



レントゲンを見ると、かかとの骨が倒れて足のアーチが落ち込んでいます。偏平足(へんぺいそく)です。また、足が内側に倒れ、足の前方に負担がかかっており、開帳足と外反母趾もきたしています。



さらに親ゆびの爪に体重がうまくかからないことから巻き爪と陥入爪(かんにゅうそう)もきたしており、靴とインソールの製作、足関節のストレッチと爪の正しい切り方を指導したところ、痛みが治まりました。

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セミナーに参加される皆様へ(当時参加のご案内)

「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」ホームページ

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