Mt.Footcare の具体例として、八ヶ岳(整形外科疾患によって筋や骨格系の異常をきたした人が、自分の足で歩き・走れるようになることを目指すフットケア)をご紹介します。
・外反母趾
親ゆびが痛く、眠れないとのことで受診された患者の例です。外反母趾に加え、靴ひもをしっかり結んでいないことが痛みの要因でした。
応急処置としてシリコン製パッドをゆびとゆびの間に入れ、正しい靴の履き方を指導したところ、痛みが治まりました。
最終的に中敷を作り、歩行の際の足のバランスも整えました。
・足の変形による爪の変形
爪が食い込んで親ゆびが痛むと受診された患者の足です。
レントゲンを見ると、かかとの骨が倒れて足のアーチが落ち込んでいます。偏平足(へんぺいそく)です。また、足が内側に倒れ、足の前方に負担がかかっており、開帳足と外反母趾もきたしています。
さらに親ゆびの爪に体重がうまくかからないことから巻き爪と陥入爪(かんにゅうそう)もきたしており、靴とインソールの製作、足関節のストレッチと爪の正しい切り方を指導したところ、痛みが治まりました。
────────────────────────────────────────────────────────────
セミナーに参加される皆様へ(当時参加のご案内)
「第1回 日本フットケア・足病医学会 富士山セミナー」ホームページ
0 件のコメント:
コメントを投稿